戸建て住宅 (2019年11月施工)
日曜日の早朝、自宅が急に停電になりブレーカを上げてもしばらくすると落ちたり、すぐに落ち停電復旧できないとのこと。
東京電力に相談すると電気工事店を見つけて修理してもらってくださいとアドバイスされてどうしたらよいかわからず暖房も何も使えなくて寒くて困っていると駆け込みの修理要請がありました。
工事内容
- 中性線結構保護付き漏電遮断器の臨時部品による復旧
- 中性線結構保護付き漏電遮断器の同形状品交換(後日)
現地作業期間 | 延べ2日間 |
施工費用 | 約3~4万円 |
施工状況
調査の結果やはりこちらの漏電遮断器が経年劣化により動作不良となり停電の原因になっていました。
お客様の話によると契約アンペア数を60Aに変えた際に交換したような記憶があるので10年ぐらいではないかとのことでしたが・・・
あるいは太陽光発電設備を導入した際に業者さんが交換していってくれたかも・・・
調べてみると88年製でしたので30年以上稼働していたことになります。
通常漏電遮断器の交換時期は動作不良がなくても使用開始後15年での更新が推奨されています。(社団法人日本電機工業会)
ちなみに住宅用分電盤の交換寿命はテンパールのサイトによると13年が推奨されています。
週末でそのまま適合する漏電遮断器の交換部品が手持ちでありませんでしたので同等機能の中性線結構保護付き漏電遮断器を借り設置して即時復旧しました。
最近主流のコスモパネルに対応した部材です。
既存のパネル内に下駄をはかせて納まりましたが安全の為フロントパネルをきちんと閉めておく必要がありますので端子の位置が異なり配策が厳しい状態です。
このままでも一見するときれいに納まっていますが内部の配線は最善の状態とは言えません。
後日正しい形状の従来型の部材に交換することにしました。
部材が入庫しました。
左が最近のモデル、右が従来タイプの部材です。
1週間後に再度交換作業を行いました。
配策も無理なくきれいに整っています。
新品の部材で元通りになりました。
これでまた安心してご利用いただけます。
フレックスフリートでは思いがけず発生したトラブルや緊急の修理も可能な限り対応いたします。
ご相談ください。