アパート玄関ドア(鉄扉)サビ補修

アパート玄関ドア(アルミ枠・鉄パネル)サビ補修 (2023年12月施工)

神奈川県大和市

こちらも築30年超えクラスのアパートにて使用されている玄関ドア(スチール製)にサビが発生、一部は腐食が進行し盛り上がりグサグサ状態、また丁番がくたびれて扉自体が下がっていると同時にドア枠自体が片側8mm程歪んで持ち上がりドアパネルとドア枠が接触して引っ掛かっている状態。

入居者様からのクレームがあり入居中の施工の為短時間で改善したいとのご相談を物件を管理されている管理会社様より頂きました。

先ずは現地調査を行い現実的な作戦(施工方法)を依頼主様と相談させて頂きます。

フレックスフリートではコストをかけずに回復できるところはセーブし、その分の予算を本当に必要としている部分や将来の改善に投入して頂ける様にワンオフにてステンレスパネルを製作し修理で回復・保存する方法を提案いたしました。

入居者様要望

  • 早く対処してもらいたい
  • 工事日(立ち合い)の日程を仕事の予定に合わせて欲しい
  • 工事1回で完了して欲しい

管理会社様要望

  • コストを抑えたい
  • 既存ドアを活用し延命したい
  • 工期の短縮
  • 工事日調整の柔軟性

工事内容

  • ワンオフキックプレート制作
  • ドア丁番調整・修理
  • 損傷部分御切除
  • 防水処理
  • キックプレート取付
現地作業期間 延べ2日間
施工費用 約7.5万円/蝶番調整応急処置+キックプレート

キックプレートはワンオフ制作の為、即日施工は出来ません。 現調から工事まで1週間程時間を頂きます。

施工前状況

木造2階建てのアパートの2階部分です。

先ずは状態と問題点の確認です。

玄関の鉄扉の下端が腐食しています。

またドアパネルとドア枠が干渉し戸締りが良くありません。

レーザーを当てて状況を確認するとドアパネル自体の下がりよりも重大な問題があることが分かりました。

ドア枠が歪み左右で8mm程差が出ていたのです。 またこの歪みは吊元側はおそらく当初の位置で安定していますがラッチ側で8mm程上がっておりドアパネルと干渉していました。

ドアを閉めて内側から見た状態です。 ドア枠が土間から離れて浮いています。

ドア枠の固定ネジを緩めて様子を見てみましたが建物の躯体自体が歪んでおりドア枠で調整できる状態ではありませんでした。

このような場合は本来は大工仕事で周囲の状態をできる限り修正しドア全体を新品交換することで完全な補修をすることになります。

ドアパネル自体は全体が崩壊するほど傷んでいるわけではなく、吊元も強度が保たれている状態です。 また幸いにドア枠自体もアルミ製の為

そこで建物の歪みを無理に直さず現状でドアの機能を回復して延命する方法を取ることにしました。

そこでこれまでの工作車両架装の技術を応用してキックプレートで補強修正し機能を維持する方法を提案させて頂きました。

施工状況

今回も時間との勝負で作業していましたので工程のお写真少なめです。

先ずは腐食の激しい部分の表面を取り除き内部の状態を確認します。

腐食したスチールプレート(表皮)を取り除くとドアノブ側に内部骨格としてある集成材も浸水し膨らんでいます。

内側も同様に膨らんでいますので切除します。

このドアパネルはアルミ製の枠が廻っているタイプで巣のでその内側にキックプレートを嵌め込む方法にしました。(90度折りのパネルで新規に角を再現する方法が取れません)

90度曲げのパネルを使用する場合は下側の枠をすべて切除する場合もあります。

今回の場合はそれほど痛んでいませんので枠を活用した方式を取ります。

室内側のキックパネルが収まりました。

ドアごとに劣化による下がり具合やドア枠との取り合いが異なります。
特に築年数が古い建物では変形もありますので一つ一つサイズや隙間が異なります。

今回は扉の丁番の座りを調整しさらに歪みを補正してドア周りの隙間を均等に戻すことができましたのでL字の標準仕様を施工出来ました。

施工後

キックプレートも違和感なく付いています。

室内側も綺麗に収まり干渉等もありません。

今回はアルミ製ドアパネル枠を削ることにより歪んだドア枠(建物側)との干渉を改善しました。

最大の変化はこのプレートによりドアの剛性が増して扉を閉めたときの感触がびっくりするほどよくなったことです。

引っ掛かって押し込まないと閉まらないドアから「パン」ではなく「バッフ」と締まるドアに変身です。

実は車両の架装をしている関係で扉を一から作製して取付する作業もしていますが戸締りの感触のチューニングもこだわりポイントの一つであります。 もちろん市販品の扉の修理では戸締り感のチューニングはしないのですがやはり気になってしまいます。

閉まれば良いと言われることもありますが毎日場合によっては何度も開け閉めするのが玄関ドアなので、必須の性能を満たしたらドア閉めの感触は満足感向上の大きな部分を占めると思っています。

今回は玄関ドア1箇所の施工でしたが現調・採寸1回、施工1回の2回現地にお伺いして施工完了となりました。

ドアに合わせてパネルを製作しますので最低でも1週間程お時間を頂きます。

施工時間は2時間前後ですので入居様立ち合いでの作業や、限られた空室期間を活用し、かつ入居日を遅らせることなく既存のドアを補修し延命する方法としては空室率を圧縮しなければならないアパートやマンションのオーナー様には選択肢の一つとなると思います。

気になる方は是非ともご相談ください。

フレックスフリートはその状況や将来の予定に見合う、またお客様の必要としている内容にあった施工を提案します。 一方で危険や障害の原因となる要素がある場合にははっきりと指摘したうえで対処方針をお客様と一緒に検討させて頂きます。


フレックスフリートでは思いがけず発生したトラブルや緊急の修理、日ごろ使っている中で感じる「悩み」を修正改善すべく可能な限り対応いたします。

その「困ったもの」や「悩み」のほとんどは実は安全上の問題であることが常です。

事故や怪我が発生する前にご相談ください。

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